海外口座の開設を検討する人が増加していると言われていますが「海外口座ってどうやって開設するの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、海外口座を開設する3つの方法について、分かりやすく紹介します。
海外口座を開設する3つの方法とは
海外口座を開設する方法としては、次の3つの方法が一般的です。
・現地の銀行の窓口で開設する
・日本国内の代理店を通して口座を開設する
・オンラインで口座を開設する
従来は、現地の銀行の窓口で開設するという手法がほとんどで、実際、銀行口座を作るための海外ツアーも開催されていました。
しかし、近年は、日本にいながらでも口座を開設できるサービスが増えており、今では、オンラインで口座開設まで完結するようなサービスも登場しています。
それでは詳しく紹介していきます。
現地の銀行窓口で開設する
日本の銀行で口座を開設するときに銀行窓口に出向いた事がある人もいるのではないでしょうか。
その一連の流れを、現地の海外銀行窓口で行う方法が1つ目の方法です。
現地の銀行窓口で開設するメリットは、窓口で即口座を開設できる点になります。
オンライン開設や口座開設代行を使う場合、口座開設まで最低でも2週間程度必要になりますので、
時間的な節約が期待できます。
一方、デメリットとしては、現地の言語で現地窓口でやりとりをする必要があるため、自力で行うには言語面でのハードルが高い点が挙げられています。言語面での対策として、現地法人のサポート(開設同行)を受ける場合には、追加費用が必要になります。
また、現地に行くための渡航費用等といった時間的、費用面での負担も必要になるといった点もデメリットとして挙げられています。
日本国内の代理店を通して口座を開設する
2つ目の方法は、日本国内にある代理店を通して口座を開設する方法です。「海外口座開設 代行」等で検索するといくつかのサービスが出てくると思いますが、そのサービスを利用する方法です。
日本国内の代理店を通して口座を開設するメリットとしては、時間的な節約につながるという点です。現地窓口サポートや渡航手配、必要書類の手配や調査等といった全ての作業を代行業者が行ってくれるので、自分たちが手を動かす時間は限りなく少なくて済みます。
一方、デメリットとしては、費用が高くなるという点です。自力で行う場合と比べ、2〜3倍程度の費用が必要になります。日本国内の代理店を通して口座を開設する場合には、初期費用として、ある程度の金額を用意しておく必要があります。
オンラインで口座を開設する
3つ目の方法は、オンラインで開設する方法です。口座開設における時間的、費用面での負担を軽減するために、近年登場してきた新しい方法になります。
オンラインで口座を開設するメリットとしては、日本にいながら口座を開設できる点です。渡航や代行手配の必要がないため、時間的・費用面での負担を大きく軽減することができます。
また、開設のための書類作成に関しても、オンラインマニュアル等が整備されている場合がほとんどで、資料作成も比較的容易になっています。
一方、デメリットとしては「オンラインで口座を開設できる事そのものが知られていない」という点です。
日本市場が魅力的ではない事もあり、海外銀行が日本人向けに宣伝する事がほとんどないので、
オンラインで海外口座を開設できることを知らない人がほとんどです。
結果として「日本国内のインターネット上で得られる情報に限りがある」というデメリットを生み出しています。
海外口座のメリット・デメリット・選び方とは
ここまで、海外口座を開設するための3つの方法を紹介してきました。それぞれメリットとデメリットがあり、ご自身の目的に併せた方法を選ぶことが大切になります。
また、同時に、海外口座を開設するメリットやデメリットを知る事も重要です。下記の記事ではメリットやデメリット、選び方のポイントを紹介していますので、ご参考になれば幸いです。
まとめ
この記事では、海外口座を開設する3つの方法について紹介してきました。それぞれのメリットとデメリットを知った上で口座を開設することが大切になりますので、ぜひ参考にしていただき、お役に立てていただければ幸いです。